ケア・虫歯予防

2017年8月1日
ケア・虫歯予防
東日本大震災は未曾有の大災害であり、すべての方が改めて、震災の恐ろしさを実感することとなりました。

それに引き続き、鬼怒川の決壊、熊本地震、そして最近では鳥取県でも大きな地震が発生しています。[url=https://www.dentaltools.jp/category-30-b0-%E9%9B%BB%E6%B0%97%E5%BC%8F%E6%AD%AF%E9%AB%84%E8%A8%BA%E6%96%AD%E5%99%A8.html]歯髄診断器[/url]

改めて防災の意識が高まっていますが、震災のときに見落としがちな、『震災関連死』というものがあります。

有名なものでは、震災後に車中泊が続き、エコノミー症候群があげられます。

エコノミー症候群は非常に有名になりましたが、震災関連死にはまだ他にもあります。

そのなかで見落とされがちなのが『肺炎』です。

避難所生活では、水は大変貴重になります。

そのため、歯磨きはおろそかになってしまいがちです。

さらに、あまり水が使えない状況下では、食べ物も乾パンなど、歯にはさまりやすい食品が提供されることもよくあることです。

食べ物自体も歯にはさまりやすいものを食べ、なおかつ歯磨きができないとどうなるのでしょうか?

虫歯や歯周病が短期間にいっきに進行します。

これは震災によるストレスも大きく影響しています。

そうすると、口臭もきつくなり、ただでさえ、震災後に大切な人とのコミュニケーションに障害が生じます。

そして、口の中は、通常の磨いていないときよりも、細菌が大量に繁殖します。

その状況でまた、食事をすることで、菌が体内に侵入し、『肺炎』を起こすことがあります。

とくに、飲み込むときに、むせやすくなってしまった高齢者は肺に、食べ物が入り込んでしまいます。

そんな食べ物も、歯磨きをしていない口で食べることで、細菌まみれになっています。

そんな細菌まみれの食べ物が肺に入り込んでしまうと、ただでさえ、震災のストレスによって免疫力が低下しているので、あっという間に肺炎を発症してしまいます。[url=https://www.dentaltools.jp/category-60-b0-%E5%8B%95%E7%89%A9%E7%94%A8%E8%A1%80%E5%9C%A7%E8%A8%88.html]動物用血圧計[/url]

そんな震災関連死の肺炎を引き起こさないためにも、『災害時の口腔ケア』は非常に重要となります。

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